研究は誰のもの?学者だけが研究者じゃない。



昨日は地域のお母さんたちとお茶飲みをしました。


立春も過ぎ、そろそろ春の訪れが楽しみになってくる冬の終わり。


昨年採った山菜たちも、ここぞとばかりに食卓に並びます。


お正月までは、いいゼンマイや根曲がり竹は大事に採っておくのですが、
もうこの頃になると「ごったく」(*1)は無くなるので、
普段の食卓にも上がってくるのです。


雪国では農業が出来ない冬の期間のために、野菜も保存しておくのですが、
さすがに2月後半〜3月頃になってくると 青物が底をつき始めます。


うちも例外ではなく、あるのは芋類。
ネギが少々。


そんな話をお母さんたちにしていたら、


「ほうれん草とか水菜を育てればいいのよ。冬になる前に、発泡スチロールに根ごと移して玄関先にでも入れておけば冬も食べれるわよ。」と。



雪中保存などは聞いていましたが、
そんな方法もあるのか!と目から鱗でした。


それからも、お茶飲み会は終始……



「お前さんとこはどうしてる?」
「うちはこうしてる。〜がいいよ」


とお母さんたちの研究熱心なこと!





「お茶飲みってのはさ、こうやって誰かと話すとまた一つ新しいことを覚えてくるんだよね。それをまたうちでやってみるのが楽しいんだ。」


お母さんたちはそう語っていました。




あぁ、お母さんたちは研究者なんだな。

そう感じた瞬間でした。




「研究」というと、どこかの偉い学者さんや先生と呼ばれる人のものだとずっと思ってきました。


ですがそれは雪国に来て、違うのだと気付きました。


研究というのは、誰の中にもあるもの。

そして日々の暮らしをちょっぴりでも豊かにするもの。

お母さんたちの暮らしには、研究思考が自然と備わっている。




そんなお母さんたちから、学ぶ研究の場をClassic Labでも出来たらいいなと目論み中です。

乞うご期待!



とはいえ、研究は誰にでも始められる、いやもしかしたらもうすでにしているのかもしれません。


日々の何気ない暮らしの中に、そのタネは落ちているはず。


あなたは何を研究したいですか。




(*1)ごったく……ごちそう、宴会のこと





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